見所解説します!モアナと伝説の海 あらすじ(ネタバレ)&感想と評価

ポリネシアの海

2017年3月10日公開の「モアナと伝説の海」(吹き替え)を観たので、あらすじ(ネタバレ注意)と主題歌と声優の紹介、感想と評価、グッズについてまとめました。

公開初日に行きましたが、平日の夕方とあって特に混雑していませんでした。観客は女子が多かったです。

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目次

  1. モアナと伝説の海・概要
  2. モアナと伝説の海・登場人物と声優
  3. モアナと伝説の海・重要アイテム
  4. モアナと伝説の海・あらすじ
  5. モアナと伝説の海・グッズ
  6. モアナと伝説の海・感想

モアナと伝説の海・概要

主題歌について

タイトル…「どこまでも ~How Far I’ll Go~ 」

劇中歌…屋比久知奈(やびくともな)

日本版エンドソング…加藤ミリヤ

TVのCMでは屋比久知奈(やびくともな)さんの歌声が流れています。

「アナと雪の女王」同様、主題歌が劇中の声優さんバージョンとエンドソングバージョンの2通りありますので、聞き比べてみてくださいね。

ロケーションについて

「モアナと伝説の海」の舞台は、豊かな自然に恵まれた南の楽園「モトゥヌイ」。

「モトゥヌイ」ハワイやタヒチなどが属するポリネシアンカルチャーをモチーフに描かれた架空の島です。

主人公の名前モアナ(Moana)はハワイ語で「太平洋」の意味で、ポリネシアの島々が浮かぶ海の名前となっています。

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モアナと伝説の海・登場人物と声優

「モアナと伝説の海」日本語版キャストの紹介です。

モアナ(屋比久知奈)

主人公のモアナは16歳、モトゥヌイの村長トゥイの娘で跡継ぎです。

幼い頃「海に選ばれる」不思議な体験をし、大海原に心惹かれていますが、保守的なトゥイに村から出ることを禁じられています。

声優…屋比久知奈(やびくともな)
1994年沖縄出身、オーディションで選ばれたシンデレラガール。

タラおばあちゃん(夏木マリ)

モアナの祖母、村長トゥイのお母さん。モトゥヌイの伝説の語り部でもあります。

モアナが海に選ばれた人間であることを唯一知っている理解者で、死後もエイの姿を借りてモアナを励ましてくれる存在です。

声優…夏木マリ
1952年生まれ、歌手で女優。「千と千尋の神隠し」で湯婆婆(ゆばーば)役。

マウイ(尾上松也)

神に与えられた巨大な釣り針で自らの姿を変えることができる半神(元は人間だった)

かつては英雄だったのですが、1000年前に彼が「ティ・フィティの心」を盗んだことが原因で島々に災いがもたらされているので、現在は悪者扱いされています。

声優…尾上松也(おのえまつや)
1985年生まれ、父は六代目尾上松助。

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モアナと伝説の海・重要アイテム

ティ・フィティの心

ティ・フィティの心は、黄緑色の小さな宝石です。

女神島ティ・フィティのパワーの源であり、マウイにより奪取されました。「心」を抜かれた女神島ティ・フィティは崩れ、世界に闇がもたらされました。

祖母のペンダント

モアナが身につけているペンダントで、タラおばあちゃんが死の間際にモアナに譲り渡したアイテムです。

貝殻のように開き、ティ・フィティの心を収めることができます。

マウイの釣り針

マウイが神から与えられた釣り針で、これがないとマウイは変身できません。

この釣り針は、マウイがティ・フィティの心を奪った際に、「テ・カァ」というマグマの悪魔に攻撃されたためティ・フィティの心とともに海の底に沈んでしまいました。

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モアナと伝説の海・あらすじ

「モアナと伝説の海」のあらすじを簡単に説明します。

神話

命の女神ティ・フィティの<心>には、命を作り出す偉大な力が宿っていた。その心を半神半人のマウイが盗んだ時暗黒の闇が生まれた。だが闇がすべてをおおいつくす前に、サンゴ礁を超えて旅をする者がティ・フィティの<心>を返し、私らを救ってくれる。

引用元:公式プログラム

タラおばあちゃんの神話語りから物語がスタート。

「サンゴ礁を超えて旅をする者」、これがモアナの運命となります。

ベビーモアナ~禁止されていた航海へ

ある日、まだ幼いモアナは、誘われるような形で海に分け入ると、黄緑色の石を授けられます。

それを見た祖母は、モアナが海に選ばれた人間だと悟り、彼女が成長するまで大事に持っておくのでした。

成長と共に海に出たいと熱望するモアナですが、お父さんは将来の村長である娘に航海を許しません。

しかし、村はだんだんと闇に飲まれていきます。

安全な楽園と言われていたモトゥヌイでは、ココナッツに被害が出たり、海で魚が取れなくなっていました。

伝えるべきことを伝えた祖母は、モアナに「ティ・フィティの心」を託し、命を全うします。

モアナは島の住民を救うため、大海原へと旅立つのでした。

マウイとの出会い~中ボス戦

マウイにティ・フィティの心を返しに行かせることがモアナのミッションです。

波に飲まれながらもマウイのいる島へたどり着きますが、マウイに協力する気はなくモアナの船を奪って釣り針探しに行こうとする始末です。

マウイが人間に愛されたがっていることを察知したモアナは「ミッションが成功したらマウイは英雄になれる」と説得。

最初に海中に沈んだマウイの釣り針を取り戻す旅に出ます。

マウイの釣り針は、キラキラ輝く物が大好きなカニのモンスター「タマトア」(中ボス)が所持していました。

2人は協力して戦い、マウイの釣り針を取り戻すことができました。

ラスボス戦~エンディング

(軽く遭難したりして目的地には比較的安易に到着するのが今回の船旅です。)

いざ、マウイがティ・フィティの心を返しに行こうとすると、マグマの悪魔「テ・カァ」が猛攻撃を仕掛けてきます。

モアナが無茶をし、大事な釣り針が損傷するとマウイは去っていきました。

自分の無力さを自覚し、ティ・フィティの心を海に返すモアナでしたが、祖母の精霊に励まされ、自分でティ・フィティの心を返しに行く決意をしました。

テ・カァをかわしながら、ティ・フィティの島に向かっていると、マウイも助けに戻ってきました。

しかし、ティ・フィティの心の在り場所がないことで、あることを悟ります。

実は、テ・カァの正体は心をなくしたティ・フィティだったのです。

モアナがテ・カァに語りかけ、ティ・フィティの心をささげると、怒りが静まり本来の姿に還っていきました。

海に平和が戻り、モトゥヌイの村人たちは航海に出るようになりました。

彼らの先祖がそうしていたように。。。

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モアナと伝説の海・グッズ

公開初日なので、クリアファイル、ペンダント、メモ帳、ボールペン、フィギュア、ぬいぐるみ、タオルなどなどグッズはたくさん販売されていました。映画館にはカチャガチャやネームステッカーもありました。

私はパンフレット(720円)を購入しました。

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モアナと伝説の海・感想

私の個人的な感想です。

主題歌「どこまでも ~How Far I’ll Go~」が良い

主題歌がとても心に響きます。

劇中どんなシーンで使われるのかなとワクワクしながら観ていました。1回だけでなく、2~3回出てきますので何度か聞くことができます。

海の描写が泣くほどキレイ

日中の海の描写がキレイなのがもちろんですが、夜の真っ黒な海のシーンも美しくて感動しました。モアナが海に漕ぎ出すシーンではなぜか涙が…

私のように南国の海が好きな人はそれだけで楽しめる映画といえるでしょう。

マウイのキャラデザが不満、声はイケボ

大将・親分、みたいなイメージのマウイですが、無駄に不細工なのが気になりました。恋愛要素ゼロな物語でしたが、一応ヒーローなんですよね…。

それにしても吹き替えの尾上松也さんの歌声がめっちゃイケボ。ほれぼれする歌声です。

オラフ級の人気者不在

小動物とかモンスターとかお笑い担当がちょいちょい出てきます。

可愛いんですがパンチが弱く、アナ雪のオラフのような人気者にはならないかな。

キャラクターに愛着がわかなかった

「モアナと伝説の海」を観終わったとき、モアナにしてもマウイにしても、結局のところどんな人物だったのかがイマイチ伝わってきませんでした。

ビジュアルはさておき、各キャラクターの掘り下げが浅いような気がしました。

総評~「モアナと伝説の海」をもう一度見たいかどうか

「アナと雪の女王」は3回観てしまいました。

「ベイマックス」と「ズートピア」は観終わった瞬間、もう1回観ても良いなと感じました(実際には1回しか観ていませんが)。

「ファインディングドリー」はそれなりに面白かったのですが、もう1回観たいとは思いませんでした。

「モアナと伝説の海」は、良くも悪くも神話をモチーフとした王道物語なので、ストーリー展開に意外性がなく、1回で十分満足してしまいました。

すぐに2回目が観たいとは思いませんでしたが、「モアナと伝説の海」は海と音楽がキレイで感動!1回は観てみることをおすすめします。

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