2017年7月の沖縄旅行記です。

沖縄県南城市にあるパワースポット「斎場御嶽（せーふぁうたき）」を見学しましたので、見所や入場料金、所要時間ついてお伝えします。

また、チケット売り場「南城市地域物産館」で販売されている「なんじぃ」グッズや、道の駅「がんじゅう駅・南城」で展示されている斎場御嶽の出土品についても紹介します。

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オプショナルツアー出発

沖縄2日目、オプショナルツアーを利用して世界遺産の斎場御嶽を観光します。

参加したのは以下のオプショナルツアーです。

☆神秘のパワースポット巡り第二弾！☆元始の森「ガンガラーの谷」＆世界遺産「斎場御嶽」ガイド付ツアー￥9,800

斎場御嶽チケット売り場と入場料金

南城市にある「南城市地域物産館」というところに到着しました。

斎場御嶽のチケットは南城市地域物産館で発券されています。

斎場御嶽のチケットは、斎場御嶽の現地では販売されていません。
「南城市地域物産館」で、あらかじめ購入しておきましょう。

自分たちは入場料込みのツアーでしたが、一般の入場料金は、大人（高校生以上） 300円・小人（小・中学生） 150円です。

チケット購入を済ませたら、斎場御嶽まで徒歩で移動します。

斎場御嶽まで10分弱の道のりですが、暑いので長く感じられます。

同じ目的の人たちが先を歩いていますので、道に迷うことはなさそうです。

緑の館・セーファ（事務局）

斎場御嶽・緑の館に到着しました。

管理事務所のような場所で、参拝の注意事項や心得などを学ぶ、3分ほどのビデオ上映がありました。

ビデオ上映終了後、オプショナルツアーのガイドさんは一時待機。

南城市のガイドさんにバトンタッチされました。

斎場御嶽散策

南城市のガイドさんと一緒に回った、斎場御嶽の見どころを紹介していきます。

世界遺産・斎場御嶽

斎場御嶽（せーふぁうたき）は沖縄南城市にある史跡で、琉球王国最高の聖地とされています。

2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとして世界遺産に登録されました。

久高島遥拝所

御嶽内に入る入口の手前に、「神の島」といわれている久高島を臨むことができる場所があります。

御門口（ウジョウグチ）

御門口（ウジョウグチ）は斎場御嶽に入る参道の入口です。

入口の右側には６つの香炉が置かれていて、内部にある拝所の数を示しています。

また、かつては御嶽内は神事をする人しか入ることができず、男子禁制でもあったということです。

石畳の参道、左右に滑り止めが敷かれています。

大庫理（ウフグーイ）

大庫理（ウフグーイ）は、門から上がって歩いていくと左手に見えてくる最初の拝所で、「大広間」や「一番座」という意味を持ちます。

神女の最高位である「聞得大君（きこえおおきみ）」の御新下り（おあらおり）儀式での「お名付け（霊威づけ）」の儀式が行われた場所だということです。

ガイドさんによると「何かが写り込む」場合もあるそうですよ。。。

艦砲穴

1945年の沖縄戦の砲弾で空いた穴が、戦跡として残された場所です。

寄満（ユインチ）

寄満（ユインチ）とは王府の言葉で「台所」を意味します。

しかし、この場所で料理をしたわけではなく、琉球の国内外から山幸・海幸の集まる「豊穣の寄り満つる所」である解釈されています。

シキヨダユルとアマダユルの壺

斜めに切り立った絶壁に、二本の鍾乳石が見られます。

地面には、二本の鍾乳石から滴り落ちる「聖なる水」を受けるため、二つの壷が据え置かれています。

二つの壷の聖水はそれぞれ、中城御殿（国王の世子）と聞得大君（きこえおおきみ）の儀式のために使用されたということです。

三角岩

斎場御嶽のシンボル的スポットである、「三角岩」のところに来ました。

三角岩の場所は、二つの壷の奥側に位置します。

二つの大きな岩壁が絶妙なバランスで支え合い、三角形のトンネルのような空間を作り出しています。

三庫理（サングーイ）

三角岩を進んだ突き当りが三庫理（サングーイ）と呼ばれる聖域になります。

右側の岩は「チョウノハナ」と呼ばれる拝所となっています。

左側は開けていて、海のかなたに久高島を臨むことができます。

三庫理から見た三角岩です。

光の反射がなんとも不思議な写真が撮れました。

斎場御嶽の所要時間など

来た道を引き返し事務局に帰ってきました。

所要時間は約50分でした。

ガイド無しの場合は、もう少し早く回れるかと思います。

三角岩周辺には、三脚を立てて撮影の機会をうかがっている人など、多くの観光客が列をなしていて、神聖な空気を感じるというより、そちらに気をとられる部分もありました。

事務局の近くには「風鈴仏桑花」という少し変わったハイビスカスが咲いていました。

がんじゅう駅・南城

斎場御嶽を後にし、速足でチケット売り場に戻ってきました。

南城市地域物産館の隣に「がんじゅう駅・南城」という道の駅があります。

がんじゅう駅・南城に、三庫理（サングーイ）出土品の展示コーナーがあります。

ツアーのため、あまり時間に余裕がないのですが、ガイドさんが教えてくれたので訪れてみました。

見所は、めずらしい金の勾玉（複製品）です。

30分程の上映コーナーもあります。

自分たちは時間がなくスルーしましたが、時間に余裕がある人は、斎場御嶽に行く前に映像を見ていくと理解が深まりそうです。

展望スポットもあります

「がんじゅう駅・南城」と「南城市地域物産館」の間に、幸せの架け橋という撮影スポットがあります。

眺望が良いので、一度のぞいてみてください。

南城市のゆるキャラ「なんじぃ」グッズが欲しい

斎場御嶽専門のガイドさんから渡された名刺の裏側です。

「世界遺産・斎場御嶽があるのは南城市！」ということを全力でアピールしているものと思われます。

また、ハートが強調されているのは、南城市の形がさりげなくハート型だからです。

イラストに描かれているのは、「なんじぃ」という南城市のゆるキャラです。

「なんじぃ」は見てるとじわじわ愛着がわいてくるキャラクターで可愛いです。

「なんじぃ」グッズを買うなら、「南城市地域物産館」へGO！

なんじぃのグッズはなにげにレアで、後日色々なお土産店で探したのですが、結局南城市地域物産館以外で見つけることができませんでした。

私たちは、集合時間3分前猛ダッシュで南城市地域物産館へ。

なんじぃグッズをゲットすることができました。

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