3分でわかる!ファンタスティックビーストと魔法使いの旅 | あらすじ(ネタバレ)・登場人物・見所

2016年11月23日公開の「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」観たので、あらすじ(ネタバレ注意)と登場人物の紹介、感想と評価をまとめました。

『ハリー・ポッター』シリーズ、祝日公開、水曜日のレディースデーとあって映画館は満員でした。

若い人はもちろん、キッズと保護者も多く来場していたのが目に留まりました。

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目次

  1. ファンタスティックビーストと魔法使いの旅・概要
  2. ファンタスティックビーストと魔法使いの旅・登場人物
  3. ファンタスティックビーストと魔法使いの旅・あらすじ
  4. ファンタスティックビーストと魔法使いの旅・感想

ファンタスティックビーストと魔法使いの旅・概要

舞台について

『ハリー・ポッター』シリーズの70年前、1920年頃のニューヨークが舞台です。

時代的には昔の話なんですが、ニューヨークという都会が舞台になっているせいか、古めかしさはなくむしろ近代的な雰囲気だったのが意外でした。

主人公について

主人公のニュート・スキャマンダーは世界を旅する魔法動物学者で、後に『幻の動物とその生息地』の著者となった人物です。

出典元:amazon

しかしながら、『ハリー・ポッター』シリーズでは肖像画や魔法使いカードでチラッと出てくる程度の存在感で、直接の登場はなかったようです。

映画タイトルについて

映画タイトルの原題は、ホグワーツ魔法魔術学校の教科書『Fantastic Beasts and Where to Find Them(幻の動物とその生息地)』の名前そのまま使用していますが、日本では「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」と改題されています。

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ファンタスティックビーストと魔法使いの旅・登場人物

ファンタスティックビーストについては、キャストについてアレコレ紹介された記事を見てもイマイチ興味が持てませんでしたが(知らない人たちなので)、映画を観終わってやっと登場人物に感情移入できる感じになりました。

主人公チーム

ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)

いわゆる研究バカでお騒がせなところがありますが、憎めない人物です。

本人的には人間とのコミュニケーションは苦手だったようですが、人たらしの素質があるように思います。

俳優さんが持っているノーブルな雰囲気とがあいまって、魅力的な人物になっています。

ゴールドスタイン姉妹

味方の女性が2人出てきますが、2人はアメリカ魔法議会で働く姉妹です。

姉のティナ・ゴールドスタイン(キャサリン・ウォーターストン)は本作のヒロイン的存在で、落ち着いているので知的な感じかと思いきや、実際は正義感の強い一本気なタイプです。

女優さんは昔の写真を見るとキレイなのですが、今作では黒髪でもっさりしたおかっぱヘアーをしているせいか、地味で華が無いように思いました。

妹のクイニー・ゴールドスタイン(アリソン・スドル)は、一見するとマリリンモンローみたいなお色気キャラなのですが、人の心を読める特殊能力を持っていて、機敏な対応もできる優しい女性です。

ジェイコブ・コワルスキー(ダン・フォグラー)

通りすがりの一般人だったはずが、ニュート(主人公)とトランクが入れ替わり、騒動に巻き込まれた人間。

ニューヨークでは「マグル」ではなく「ノーマジ」というのがポイント。

おデブで主人公の引き立て役(笑)

人の良い三枚目な人物でクイニー(妹)と良い感じになります。

ニュート・スキャマンダーは1897年生まれで、時代設定からすると24歳らしいのですが、20代には…見えなかったです。
主人公チームの4人について、年齢がわかるようなシーンはありませんでしたが、見た目的には35歳前後に見えました。

ダークサイド

パーシバル・グレイブス(コリン・ファレル)

ネタバレします。

この人が本作のヴォルさん的悪玉です。

闇祓いパーシバル・グレイブス(コリン・ファレル)は魔法省に潜りこむためのかりそめの姿で、最後に、実は闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルド(ジョニー・デップ)が化けていたという正体が暴かれます。

グリンデルバルドは『ハリー・ポッター』シリーズのニワトコの杖の人です。

出てきたときは「ここでジョニー・デップ?嘘でしょ!」みたいな感じで目が丸くなっちゃいました。

グレイブスはキャラ的にいい味出していたのですが、今後の活躍は難しいと思われます。

クリーデンス・ベアボーン(エズラ・ミラー)

ネタバレします。

心に傷を負った孤独な少年であることから、グレイブスに付け込まれて利用されます。

この少年は自分がニューヨークの街を騒がす「黒い影=オブスキュラス」の使い手であることを隠していたのですが、信じていたグレイブスに捨てられたことでオブスキュラスが暴走し、アメリカ魔法議会から集中攻撃を受け消滅させられてしまいます。

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ファンタスティックビーストと魔法使いの旅・あらすじ

あらすじを簡単に説明します。

1920年頃「黒い影」による街の破壊現象でニューヨークはざわついていました。

イギリス出身の魔法動物学者ニュート・スキャマンダーは保護した魔法動物をアリゾナの自然に返す途中、ニューヨークを訪れます。

そこで、魔法動物が詰まったニュートのスーツケースとその場にいたジェイコブのスーツケースが入れ替わり、数匹の魔法動物がニューヨークの街中へ飛び出す事態に。

目撃者であるノーマジのジェイコブと、アメリカ魔法議会のゴールドスタイン姉妹の協力を得て、逃げた魔法生物の捕獲を目指すニュート。

しかし、同時期に発生したノーマジ(上院議員)殺害事件が、逃げた魔法生物によるものだと魔法議会から濡れ衣を着せられたニュートとティナは投獄されてしまいます。

クイニーとジェイコブの助けもあり、脱獄に成功した4人は全ての魔法生物の捕獲に成功しましたが、暴走したオブスキュラスが街を破壊していることに気が付きます。

魔法議会の魔法使いたちが街を封鎖、人間界と魔法界は一触即発状態に。

ニュートと仲間たちが人間界と魔法界救うために最後の活躍をします。

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ファンタスティックビーストと魔法使いの旅・感想

魔法動物がかわいい!…のか?

ファンタスティックビーストというだけあって、様々な魔法動物がいたずらしたり人間の役に立ったりと活躍する姿が見られます。

しかし日本的な可愛さではないので子供受けはどうかな?と疑問です。

ニュートを独り占めしたい「ポケット彼女」(性別不明ですが)みたいな魔法動物がくっついているのが面白かったです。

魔法がハイレベル

『ハリー・ポッター』シリーズより、登場人物が当たり前のように使える魔法のレベルが高い気がしました。

バンバン戦うし、瞬間移動なんてお手の物で、誰もバラけたり(笑)しません。

最後、魔法議会の魔法使いたちがニューヨークを魔法のドームで覆うシーンや、壊れた街を修復するシーンが美しかったです。

アメリカ魔法界のごたごた

「ファンタスティックビーストと魔法使いの旅」では人間界VS魔法界というより、魔法使いがどのように人間と共生していくかについての見解の相違で、魔法界のなかで対立関係が生まれていたようでした。

グレイブスに扮するグリンデルバルドは、ノーマジの陰に隠れてこそこそ生きるのは嫌だと主張していましたしね。

グリンデルバルドの今後の動向と、一時親友関係だったというダンブルドア教授の登場があるのか気になります。

恋の行方

ニュートとティナ、クイニーとジェイコブがなんとなく良い仲に。

クイニーとジェイコブのほうが相思相愛感が強かったんですが、ジェイコブ一応記憶消されちゃうんですよね。

ニュート周辺は写真で登場した、幼馴染または元恋人と思われる「リタ・レストレンジ」が何者であるのか、これから明かされていくものと思います。

リタ・レストレンジと聞いてベラトリックス・レストレンジか?と連想しましたが、レストレンジというのは彼女の夫ロドルファス・レストレンジの姓なので、そこの親戚筋という可能性がありそうです。

1話の中でキレイに完結しているのが良い

3部作とか5部作とか言われているので、ストーリーが途中で切れてしまうのかと思ったら、伏線を残しつつも話が美しくまとまっていたのが良かったです。

最初は世界観を理解するのに少し混乱しましたが、ニュートのトランクの中に壮大な世界が広がっていることを知り、どーんとストーリーに引き込まれていきました。

ニュートが時々カッコよく思えてきたりして。

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