文系独学!ITパスポート合格体験記 | 社会人の勉強法と参考書を解説

文系独学での、TIパスポート試験の合格体験記です。

社会人しながらIT・WEB系女子を目指す私の勉強方法とおすすめのテキストや参考書、試験結果を掲載。難易度、合格率などのTIパスポート試験データ、試験当日の様子を実体験を元に紹介しています。

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ITパスポートとは

「ITパスポート」は 国家資格である情報処理技術者試験の試験区分の初級レベルに位置づけられ、ITを活用する社会人を対象としています。

他の試験とは違ったネーミングセンスを感じますが、IT世界への「パスポート」的な意味で、しかも「国家資格」なんですね~

平成21年より実施されている資格で、前身は「初級シスアド」に当たります。

廃止になった初級シスアドより易しく、合格率は50%前後で国家資格の中では比較的合格しやすいと言われています。

詳しい試験情報は、IPA情報処理推進機構でご確認くださいませ。

ちなみにこの資格は、WEB度?は薄いデス。

体験データ(勉強期間など)

受験日2014年5月24日
合格発表2014年6月13日(合格)
学習期間3か月間(会社に通いながら)

学習スタートは2月中旬です。

私は文系出身、非IT系の会社員でしたが、定時で終わるため、学習時間は取りやすい環境でした。

参考書を2冊こなして、4月には問題集生活になりました。

範囲が広いですが、参考書を一通りやって理解した上で、問題集を繰り返すことで、独学でも十分狙える資格だと思います。

多少計算問題もありますが、暗記で乗り切れる試験だったと思います。

以下、独学用の参考書を紹介していきますが、より効率を重視する方は合格率に定評のあるフォーサイトの通信講座の申し込みを検討してみても良いでしょう。

高い合格率を誇るITパスポート通信講座の秘密とは?

ITパスポート おすすめの参考書・問題集

私が選ぶ三種の神器を紹介します。

其の1【キタミ式イラストIT塾 ITパスポート】

一般の参考書がやや難しいと感じる方向けの参考書で、不安な人はここから始めると良いでしょう。

楽しいマンガイラストで、とっつきづらい内容をかみ砕いて教えてくれます。

私のような「怯える初心者」にとっては、神的な本でした!

ただし、この本だけで「わーい!理解できた。」と思って、問題集に走ってしまうと、意外と解けなくて心が折れてしまうかもです。。。

それは、この本だけでは試験の全範囲をカバーできないからです。

(カバー率は7割くらい?)

そのため、キタミ式は慣れるための本だといわれていたりしますが、それでもIT初心者にとって、こんなにわかりやすい本はないと私は思います。

私は、この本で著者の「きたみ りゅうじ」さんに軽くハマってしまい、勉強期間中の息抜きと称し、kindleで落とせるものは全て読んでしまいました。

其の2【イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室】

「栢木(かやのき)本」または「猫本」とも呼ばれる、ITパスポートの本命的参考書です。

猫の挿絵から、「猫本」の名で親しまれているのは面白いですね。

(私もネコ好きなのでこの本を買ってしまいました。)

とても読みやすく書かれていて、この一冊をしっかり理解できれば、あとは問題集に移ることができます。

私はキタミ式で大枠を理解した後、栢木(かやのき)先生で復習・詳細を覚える流れになりました。

其の3【ITパスポート パーフェクトラーニング過去問題集】

表紙で「売上連続第1位」をうたっている、技術評論社 から出ている過去問シリーズです。巻頭の要点整理ページと解説に定評があります。

ITパスポート試験は(「キタミ式」→)「猫本」→「パーフェクトラーニング」で攻略

それと、ITパスポート試験ドットコムというサイトが情報豊富で、過去問も掲載されていて便利なので紹介しておきますね。

直前対策 CTB方式について

試験は100問で4択ですが、会場のPC上での操作になりますので、その場でオロオロしないためにも、事前に予行演習しておくことをおススメします。

IPA情報処理推進機構で「CBT疑似体験ソフトウェア」のダウンロードが可能なのでこちらで直前対策をしました。

Itパスポート試験当日の様子

会場は横浜の某専門学校のPCルームで、参加者は15人くらいでした。

165分(2時間45分)で集中力が途切れそうになります。

途中誰かの、ブツブツとかため息が、小さく聞こえました。

自分のタイミングで試験を終了すると、その場で得点がわかります

また、その日のうちに、メールで試験結果レポートが送られてきました。

ITパスポート

出題範囲の3分野(ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系)の分野別評価点がそれぞれが300点以上(1,000点中)かつ、全体としての総合評価点が600点以上(1,000点中)であることが合格の条件となります。

試験後

点数から結果はわかるのですが、後日正式な合格発表があり、合格証書が送られてきます。

自分的に高得点が取れたので、勢いに乗って「基本情報技術者」の取得を目指しましたが、合格までの挫折の日々があり、こちらの体験談もいずれ書いていきたいと思っています。

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