台湾旅行記(3月)台北観光のモデルコースと定番グルメを堪能する旅でした

台湾

昔の写真を整理したら、3月の台湾旅行の写真が出てきましたので旅行記にしました。

初台湾だったので、台北市内観光のモデルコース的なスポット巡ったり、これだけは食べなきゃという定番グルメを中心に体験しています。

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台湾旅行の時期は2012年3月

台湾の電車「日本東北」

台湾のベストシーズンは3~5月と10~11月といわれています。

台湾旅行したのは2012年、ベストシーズンの3月でした。

折しも日本では東日本大震災から1年の時期でしたが、なんと台湾の電車で車体が「日本東北」バージョンになっているものがあり心遣いに驚きました。

異国の文字だったら気づけないかもしれませんが、同じ漢字の文化圏なので日本人が見ても理解できるのも嬉しいですね。

台北駅前のシーザーパーク台北に宿泊

シーザーパーク台北

ホテルはシーザーパーク台北(台北凱撒大飯店)に4泊5日しました。

台北駅(台北車站)の真正面に立地するホテルだったので、ときどき台北駅の地下街をちょろついていました。

旅行スケジュール

  • 1日目…(出発日)台北駅周辺散策
  • 2日目…台北市内観光バスツアー
    (忠烈祠→中正紀念堂→龍山寺→台北101→故宮博物院)・士林夜市
  • 3日目…変身写真・マッサージ店など
  • 4日目…電車に挑戦、台北郊外へ(淡水など)
  • 5日目…(帰国日)永康街散策

主なスケジュールはこんな感じで、空いた時間は台北の色々な街をブラブラしていました。

台北の定番観光スポットを巡る

観光の交通手段は徒歩、観光バスツアー、電車など様々です。

二二八和平公園

二二八和平公園

台湾初日、ホテルにチェックインした後、徒歩で行った広い公園です。

中国式亭閣、大きな池、熱帯植物を眺めながら、台湾の空気感みたいなものを感じました。

国立台湾博物館

二二八和平公園の園内北側に、国立台湾博物館という博物館がありました。

南側には台湾の近代史を伝える台北228紀念館をはじめ、歴史的なモニュメントが点在しています。

総統府

総統府

二二八和平公園のすぐ近くに総統府があり、外観だけ撮影しました。

日本統治時代の1919年に台湾総督府として建造されたルネッサンス様式の洋館で、現在は総統が執務を行う官邸として使用されています。

グランドホテル台北(圓山大飯店)

グランドホテル台北

観光地ではありませんが、台北市内観光バスツアーでピックアップのために立ち寄った各国の要人も宿泊する高級ホテルです。

グランドホテル台北

台北中心部から離れているのでアクセスはよくないのですが、中国宮殿式建築が豪華で台湾で最も中国らしさを堪能できるホテルということです。

忠烈祠

忠烈祠

1911年の辛亥革命から現代まで、殉死した英霊33万を祭る台湾政府管轄の祭祀場です。

忠烈祠

有名な衛兵交換式を間近で見学することができました。

中正紀念堂

中正紀念堂

中華民国の初代総統、蒋介石(1887~1975年)の功績を記念して建築されたのが中正紀念公園です。

中正紀念堂

中正紀念堂は八角二層の青瑠璃瓦の屋根を持つ巨大建築です。

中は博物館になっていて、ツアーのガイドさんが展示品について解説してくれました。

中正紀念堂

ホールには蒋介石像が安置されています。

龍山寺

龍山寺

1738年に創建された台北最古の寺院です。

寺院なのですが、仏像の他に100以上の神様が祭られているので、様々なご利益があるそうです。

龍山寺

長い線香を用いた日本とは違う参拝方法が新鮮でした。

台北101

台北101

高さ508mの台北を代表するランドマーク。

内部は、鼎泰豊101店などのレストランやショッピングのフロアになっています。

台北101

室内展望台から見た市街地。

チケットは当時450台湾ドルでしたが、現在は600台湾ドルになっています(2017年調べ)。

国立故宮博物院

世界4大美術館の一つに数えられる世界的な博物館です。

必見は「翠玉白菜」と「肉形石」で見学者もたくさんいましたが、ツアーガイドさんの解説付きだったのでスムーズに見ることができました。

時間は90分確保されていましたが、ガイドさんと1階から3階まで一通り見学するだけでいっぱいいっぱいでした。

ミュージアムショップに立ち寄れなかったことがちょっと心残りです。

士林夜市

士林夜市

士林夜市は、今回の台湾観光の中では唯一イマイチ楽しめなかったスポットです。

台北市内観光バスツアーとは別口のツアーで参加しました。

夜市の前に「ローカルな雰囲気が楽しめるレストラン」なる場所に案内されたのですが、そこで、初対面のツアー参加者約6人のメンバーが一つ鍋を囲む展開に(笑)

全員日本人でしたが、そこで会話に花が咲くはずもなく、グループのメンバー同士で肩を寄せ合い、淡々と鍋を消化しました。

また、夜市の楽しみの一つは屋台グルメだと思うのですが、初日に空港からホテルに送ってくれたガイドさんに「屋台フードはあまり衛生的ではないから食べないほうが良い」と言われたことが気になり手が出せませんでした。

そうすると、メインストリートをブラブラ歩くくらいしかやることがないのですが、雰囲気は原宿の竹下通りを歩いている感じです。

雑貨などが売っているのですが、日本のアニメのキャラクターグッズが多いし、目新しいものはあまりなかったように思いました。

孔子廟

孔子廟

台湾各地にある孔子廟の総本山へは電車で行ってみました。

台北車站から電車で4駅離れた圓山駅で下車、徒歩10分の場所にあります。

神殿の他に庭園や孔子について学べる施設もあり、のんびり過ごすことができました。

見ざる・言わざる・聞かざる

孔子廟近くの「見ざる・言わざる・聞かざる」。

日本でも有名ですが、その由来は孔子の論語にあるそうです。

実は三猿ではなく四猿いるのですが、4匹目は「するな」という意味の猿で、日本ではあまり知られていないのだそうです。

淡水(台北郊外の観光地)

台北車站から圓山に行くのに使った路線は淡水信義線で、その終点が港町淡水です。

淡水

メインストリートの中正路ではパレードが開催されていました。

淡水

淡水駅から西に向かって伸びる淡水河沿いの散策道「環河道路」。

リバービューを楽しむことができるオシャレなカフェで休憩するのがおすすめです。

淡水

河川と平行に出店や露店があり、開放感のある広場で人々は思い思いの時を過ごしていました。

淡水

日本であまり見れない大河へ沈むサンセット、独特の空気感で印象に残りました。

台湾グルメを堪能

台湾グルメの定番中の定番、小籠包とマンゴーかき氷を堪能しました。

小籠包

鼎泰豊

小籠包の王道「鼎泰豊(ディンタイフォン)」

鼎泰豊101店へは、ツアーで連れていかれました。

鼎泰豊

日本などで何度か食べていますが、やっぱり美味しい。そして安い。

鼎泰豊については、後日永康街の本店でもリピートしました。

その他、ローカルなレストランなどで、1日1回は小籠包を食べていました(笑)

マンゴーかき氷

マンゴーかき氷

台北のグルメタウン永康街にある「思慕昔」のマンゴーかき氷です。

本命の店舗が他にあったのですが(店舗名は忘れました)、そこでは時期的にマンゴーが提供できず、代わりにマンゴーゼリーが乗ったかき氷になるということだったので、マンゴーではない別のフルーツのかき氷を食べてきました。

思慕昔はハシゴの2軒目ということになります(笑)

台湾で遭遇した面白いもの

以下、台湾で遭遇した面白いものを紹介していきます。

丸っこいキャラクター

台北101のキャラクターダンバーベイビー

台北101のキャラクターダンバーベイビー。

鼎泰豊

鼎泰豊のマスコット。

圓山駅前

孔子廟があった圓山駅前の4レンジャー。

じわる日本文化

街中でやたら日本のアニメキャラクター(ワンピースとかマリオとか)のグッズが販売されていたり、レンタルビデオ店に「キャンディキャンディ」が普通に置かれていたり、日本好きなんだなというのは身に染みたんですが、さらにじわった日本文化を紹介。

七福ねこ

孔子廟のお手洗いの暖簾が「七福ねこ」。

気になって調べてみたら、楽天で同じシリーズが売っていました(安心の日本製)。

淡水

淡水の露天のゲームコーナー。

どこか懐かしい日本のキャラクターもどきが並んでいます。

忍者居酒屋

忍者居酒屋

台北の街中でもらったチラシ。忍者居酒屋でしょうか(今でも営業しているのかは不明)?

感想など

台湾にいるときは街中で漂う屋台の匂いがきついし、空気がホコリっぽいような感じがしてしんどかったのですが、日本に帰ってきて振り返ってみるともう一度行ってみたいなと思うから不思議です。

なにより漢字が読めるので、何となくわかることが多いし、自由に電車移動できたのが良かったです。

あと悪い意味で忘れられないのは、台湾の和民のきつねうどん。

宿泊したシーザーパーク台北の中に「和民」があったので、日本食が恋しくなったタイミングで入店し、きつねうどんをオーダーしてみました。

出てきたきつねうどんは、普通に日本の味で調子よく食べ進みました。

そこで油揚げに勢いよくかぶりつくと。。。

口いっぱいに広がる漂白剤みたいな風味、油断したところでやられた感がすごかった(笑)

やり残したこととしては、台湾の超有名観光地「九份」には行けませんでした。

いつになるかわかりませんが、また台湾旅行してみたいです。

以上、思ったよりロングになってしまった昔の台湾旅行記でした。

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